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適切なオイル/ガス業界向けトレーニング: 安心のための「保険」

現場での作業にミスは許されません。 作業員の安全は第一であり、すべてに優先させるべきです。そして、無事故を継続していくことはもちろん、ビジネスを守るという観点からも、適切なトレーニングは大切です。 というわけで、トレーニングを重要視し、現場に出る前に、すべての作業員に流体システムの安全トレーニングの受講を義務づけているメーカーは少なくありません。 また、そういったメーカーは、リスクを軽減し、オペレーションを効率化するためにも、作業員のスキル向上は保険加入と同じくらい重要であることを理解しています。

それでは、優れたトレーニング・プログラムとはどういったものを指すのでしょうか? あらゆるトレーニング・プログラムに必要な3つの要素をひとつずつ見ていきましょう。

1. トレーニング・コースは提供者(講師 + 内容 + 専門性)次第

「時は金なり」ということわざがあります。作業員がトレーニングを受けている間は業務が滞ることになりますが、その時間の投資こそがオペレーション向上に繋がってくることを念頭に置くことが大切です。 それでは、まずは有資格の講師による 認定トレーニング・プログラム  、およびトレーニングで使用する教材から見てみましょう。

トレーニング・プログラムを検討する際は、担当の講師が ① 長年の実務経験を有しているか、② 受講者の日常業務をじかに見てきているかの2点を必ずチェックしてください。

エンジニア、整備士、技術者、メンテナンス管理者、オペレーターと共に現場での作業を経験している講師を探すことをお勧めします。 受講者が日々直面している問題に精通している講師であれば、机上の空論に終わることなく、実務で使える有益なツールを提供することができます。

経験を重ねた講師は、容易に受講者の人望を集めますし、またトレーニング中に受講者を飽きさせることはありません。 また、トレーニングを円滑に進めるスキルおよび効果的なトレーニング方法も同じく重要です。 優秀な講師は、さまざまな話題や面白いエピソードを織り交ぜるなど、講座にメリハリを持たせています。また、デモンストレーションや実習に受講者を参加させることにも長けています。このような講師によるトレーニングで学んだ知識は身に付きやすく、実務に応用することも容易です。

また、講師は、トレーニングのテーマの専門家による定期的な評価を受け、その適性をチェックしてもらうことが必要です。 最終的に、整った学習環境や知識共有に熱心な組織から輩出された講師からは、深いビジネス洞察を得ることができます。

2. 実践的なトレーニングが習得率やエンゲージメントを高める

こんな先生に出会った経験はありませんか? 教壇に立ってひとりで喋り続け、教科書をなぞって授業を進めるだけで、生徒が参加する時間を設けようとしない先生です。 実のところ、生徒に向かって延々と一方的に喋るような先生は、あっという間に生徒の人望を失うことは間違いありません。

効果的なトレーニング・プログラムは、学校スタイルの論理的な学習内容と実用的な内容の両方を取り入れています。つまり、受講者は実地体験を積む機会が得られるということです。 アクティビティやグループ・ワークに参加した受講者は、集中力を切らすことなく、またトレーニング・コースの修了後も学んだことを長く記憶しているということがわかっています。 学習を実のあるものにするため、少なくともコース時間の30%を実践的な応用に充て、テーマにもよりますが、講師が受講者と1対1の時間を設け、受講者が望むような実践的な内容を提供しているプログラムを探すことをお勧めします。

また、プログラムではコース内容を定期的に見直し、現場から新たに得られた教訓を考慮し、必要に応じて盛り込んでいるかをチェックすることも必要です。

3. 学習はコース終了後も継続することが必要

トレーニングの効果を上げるには、受講後も学習を続けることが大切です。 受講者は、トレーニングで入手したテキスト、補足資料、マニュアルなどの教材を持ち帰り、現場で活用しましょう。 また、トレーニング外で個人的に学習を継続することが重要です。 優れたトレーニング・プログラムの中には、より実務に即した内容に絞ったオンライン学習コースで補講を行っているものもあります。

また、技術や課題などは刻々と変化していくため、再トレーニングが不可欠であることにも留意しましょう。 ある大手メーカーは、作業員に対して3年おきにトレーニングを実施して最新知識を学ばせ、オペレーションを円滑かつ安全に行うことができるように図っています。 また、トレーニング後に受講者がさらに詳しい情報やサポートを必要とした場合に、講師やトレーニングのファシリテーターにコンタクトできる機会を設けておくことも大切です。 現場のエネルギー損失やエミッション(排出物)、 ホースの点検や安全点検に関する質問が挙がることは珍しくありません。 実務経験が豊富なエンジニアからは、常に学ぶことがあります。

ビジネス効率や作業員の安全は、オペレーションのあらゆる面において適切な能力が発揮されているかどうかにかかっているといっても過言ではありません。 コンポーネントの適切な取り付け/メンテナンスから、安全上の懸念の払しょくに至るまで、積極的にトレーニング・コースを活用してエラーや負傷の防止に役立てましょう。 その結果、オペレーションの円滑化、環境保全コストの低減、収益性の向上に繋げることができるほか、万が一のための保険ともなり、従業員へのリスク軽減のためにあらゆる手を尽くしているといえるでしょう。

妥協は禁物です。 トレーニング・コースを選ぶ際は、時間と投資に見合う効果的なトレーニング・プログラムに必要な4つのポイントがすべて揃っていることを確認しましょう。

  • 経験豊富な講師
  • トレーニング・テーマの専門性と高品質な内容
  • 授業と実習の融合
  • 現場で使用できるテキストや参考資料

最終的に、適切なトレーニングや教育を受けさせることで、オペレーションに一貫性が生まれます。 質が高く専門的なトレーニングを受けた従業員は、常に安全かつ効率的に作業を進めることができ、時間短縮やコスト削減に繋げることができます。

トレーニング・プログラム評価時のチェック・ポイント:

  • トレーニング提供者は、品質やトレーニングに定評があり、トレーニング・テーマに関する専門知識を有していますか?
  • 講師は、現場経験を有していますか?
  • 講師は、認定組織または評判の高いサプライヤーが提供している広範なファシリテーター・トレーニングを受講していますか?
  • 講師は、さまざまなスキル・レベルや、多様な学習スタイルで教える能力を有していますか?
  • 講師は、エンジニアや熟練作業者と仕事をするのに十分な技術力を有していますか?
  • コースでは、論理的なトレーニング技術と実践的なトレーニング技術が融合されていますか?
  • トレーニング中や修了後には、どのようなツールが提供されますか?
  • トレーニング提供者は、個々のニーズに基づき、地域毎に プログラムをカスタマイズ していますか?
  • トレーニング提供者は、過去のトレーニング参加者による意見などを取り入れていますか?