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プロセス分析サンプリング・システム・トレーニング - 有用な投資

トレーニングと教育を改善することで、プロセス分析サンプリング・システムの精度が向上する

プロセス分析器の信頼性を確保するには、優れた 流体サンプリング・システム が必須です。 分析結果が不正確な場合、原因は分析器ではなく、サンプリング・システム自体の問題であるケースが少なくありません。 残念ながら、サンプリング・システムにエラーが生じると決まってコスト増につながり、危険を招くこともあります。また、エラー自体が検出されないケースも多く見られます。

技術者、エンジニア、化学者は、プロセス分析器の性能を最適化かつ一定化させようと長年にわたって取り組んでいます。 プロセス分析システムの設計や管理の担当者は、高度な訓練を受け、経験豊富であることが求められます。 しかし、大学などのカリキュラムでは、サンプリング・システムの設計についてはほとんど学ぶことができません。 もし現場の作業員が、問題の原因が分析器にあるのか、またはサンプリング・システムにあるのかを判断することができれば、日常のオペレーションやメンテナンスでの憶測や再作業が無くなるばかりか、分析計装の精度が向上し、コスト節減にもつながります。

サンプリング・システムを知る

スウェージロック社は、60年以上にわたってプロセス分析器市場において事業を展開し、世界中の業界のあらゆるタイプの課題に取り組んできました。 当社はこれまでの経験から、サンプリング・システムの背後にある設計を理解すれば、多大なコストが発生する前に特定して修正することは難しくないと考えています。

「サンプリング・システムは複雑で、高い技術が必要と思われていますが、そんなことはありません」とスウェージロック・オーストラリアのリージョナル・フィールド・エンジニアであるマイク・フロストは言います。 「システムを効果的に設計することは難しくはありません。問題は、何がわからないかを理解していないということなのです」

フロストによると、一般的なプラントでは、見習い電気技師は数年にわたって何らかの業務を経験してから計装の担当となり、圧力、温度、レベル、流量について学ぶこともあります。 最終的にこの電気技師は、品質保証の分野に異動する場合もあります。

「基本的に、電気技師とはそれぞれ教育を受けた場所と経験したことの産物といえますが、それまでに習得したことが不完全であったり、一貫性に欠けたりする場合があります」とフロストは警告します。 「そのため、例えば異なる技術者によって徐々にシステムに修正が加えられるという状況が生まれます」

最終的に、システムは最初に構築された時とは見た目ばかりか、機能までが変わってしまうこともあります。 品質保証の担当者は、プラントにおける分析器や基本的な化学的性質を知ることを期待されていますが、サンプリング・システムやサブシステムについて深く理解することは通常は求められません。 「これは知識の差です。これは皆さんが考える以上にオペレーションに悪影響をもたらすおそれがあります」とフロストは言います。

プロセス条件を知る

タイムリーかつ流体の状態を正しく表し、適合性もあるサンプルを維持することは、特にオペレーションが複雑だったり、経験豊富な人材が不足していたりする場合は、容易なことではありません。 業務を簡素化するために、企業は サンプリング・システムの設計、オペレーション、メンテナンス に関わるトレーニング手順の改善を検討することをおすすめします」とフロストは助言します。

「サンプルはプロセスの状態を正しく表しており、プロセスを制御するための情報として活用できますか? 使用している分析システムは、当該の流体に適しているかご存知ですか?温度が高すぎではないですか? 圧力が高すぎませんか? サンプルがすでに変質してはいませんか?またはシステムに損傷を与えるような不純物などが含まれていませんか?」

「このような問題、つまり上流プロセスやそこで実際に起こっていることを理解していれば、効果的にプロセスを制御できるようになります。 結局のところゴミを入れてもゴミしか出てきません。 システムの設計が優れているほど、システムは簡素化され、トラブルシューティングが容易になり、結果の信頼性もさらに向上するのです」

process analyzer sampling system training

専門家の指示を仰ぐ

大半の業界で現実となっているのが、不適切に設計された大量のサンプリング・システムがすでに現場に出回っており、さらに新しいものが毎日投入されているということです。 これは真の変化が必要であることを示唆しています。 フロストはこのように述べています。「新たにプロセス・プラントを導入したばかりの企業を例に挙げてみましょう。 分析器に不具合が生じた場合に、停止して問題を見つけ出す時間はありません。そこでどうするかというと、1日目からプロセスの一部を手動で進めることになるのです」

「実際のところ、分析器の中にはまったく使われないものもあります。 分析器からの情報に問題があっても、放置されるか、“トラブルメーカー”と見なされて、既知の問題の方が優先されてしまうこともあります」

「あらゆる企業が何らかの非効率性を予想しているなら、プラントのアウトプットを最初から最適化したくなるというのは当然の話です。 1つの解決策としては、プロセス分析器の信頼性を上げることですが、これはより良いサンプリング・システムを構築することから始まります。」とフロストは述べています。トレーニングや教育 を継続的に行うことで、企業はサンプリング・システムにおける多大なコストが発生するエラーや一般的な設計ミスを回避でき、概算や過去の慣例の代わりに、公式、計算、エンジニアリング原理といった科学的根拠を取り入れることができます。 スウェージロック社では、サンプリング・システムのしくみ、輸送ラインの評価、サンプリング用タップの位置、サンプルの前調整、流量と圧力の制御、サンプルの分離や切り替えなど、技術者が分析器の問題とシステムの問題との違いを学ぶことができるカリキュラムをお勧めしています。 

当社には、エラーを未然に抑え、サンプリング・システムにおける一般的な問題を認識する分析機器の専門家がいます。 プロセス分析サンプリング・システム/サブシステム(PASS) や サンプリング・システムの問題解決/メンテナンス(SSM) といったトレーニング・コースで、設計、オペレーション、メンテナンスにおける基礎と応用を学ぶことで、正確な計画策定と適切なメンテナンスを行うことができるようになるため、エラーを最小限に抑えることができ、優れたシステム信頼性を実現します。上記のトレーニング・コースは、プロセス分析サンプリング・システムの設計、構築、オペレーション、メンテナンスに携わるすべての方を対象としています。