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分析器のトラブルシューティング

プロセス分析器のトラブルシューティング

トニー・ウォータース氏は、サンプリング・システム設計の第一人者として広くその名を知られています。 ウォータース氏の著書『Industrial Sampling Systems』には、一般産業向けプロセス分析の実務経験が豊富なウォータース氏が50年を超えるキャリアで培ってきた知識が盛り込まれています。 ウォータース氏の元に寄せられた質問の中から、代表的なものとそれに対する回答をご紹介します。

「ガス・サンプル内の凝縮液を除去したり、再気化させてはいけない理由を教えてください」

サンプルがすでに分留し、ガスの成分が変化してしまっているからです。

「使用しているフィルターがよく目詰まりを起こします。もっと目が大きいフィルターを使用するべきでしょうか?」

目の大きいフィルターだと目詰まりは起きにくくなりますが、容認できないレベルの遅延時間が生じるおそれがあります。

「サンプリング・システムでは過剰な遅延時間がよく問題になりますが、それはなぜですか?」

それは遅延時間が目に見えないからです。 「99%の信頼性を誇る」分析器でも、昨日の状態の測定を行っているだけかもしれません。

「プローブを使用すべきでしょうか?」

大抵の場合は使用した方がよいと言えます。プロセス流体の中の固体や液体をプローブで除去すると、プロセス変化に対する応答スピードが速まるためです。

「サンプル中継ラインに使用するチューブやパイプの最適サイズを教えてください」

希望する速度、乱流、適度な差圧を形成し、かつ流量が過剰にならないサイズが最適といえます。

「サンプリング・システムの設計に使えるソフトウェアはありますか?」

自分がやっていることを理解していなければ、ソフトウェアは無用の長物です。

「焼結ステンレス鋼製フィルターで、分析器を保護するのに最適なポア(細孔)・サイズを教えてください」

どのサイズが最適かは一概に言えません。 どのフィルタ-も同じサイズのパーティクルを取り除くのですから。

「システム設計上の観点から、フィルターとコアレッサの主な違いは何ですか?」

主な違いは、フィルターからのバイパス・フローは速くなる一方、コアレッサのバイパス・フローは確実に遅くなる点です。

「分析器試料採取システムで、よくあるミスを教えてください」

納入されるシステムについてきちんとしたアイデアがないまま、入札価格が一番安いという理由で業者を選んでしまうのが最大の過ちです。

トニー・ウォータース氏とその著書『Industrial Sampling Systems』についてはこちら