alert icon

Internet Explorer 8および9は、本ウェブサイトの動作確認環境の対象外となります。 Internet Explorerのアップデートを行っていただくか、その他のブラウザを使用してください。

メッセージを閉じる hide icon

大規模なオイル/ガス施設の建設プロジェクトにおいて流体システム部品を統一すべき3つの理由

大規模なオイル/ガス施設の建設プロジェクトにおいて流体システム部品を統一すべき3つの理由

2020年8月4日 | スコット・ナナリー、グローバル・コンストラクション・サービス戦略アカウント・マネジャー

世界各地で大規模なオイル/ガス建設プロジェクトの着工が続く中、オーナー・オペレーターは、コストを管理し、長期的な信頼性を確保し、多額の投資に対して最大のリターンを得るための新しい方法を常に模索しています。

そのための方策のひとつとして、プロジェクト全体で、重要な流体システムを構成する部品やアセンブリーの統一化を検討することが挙げられます。流体システムは、単純なユーティリティの提供であれ、潜在ガスの供給であれ、複合施設全体で多くの重要なオペレーション・プロセスを可能にする役割を担っています。低水準の製造、低品質材料の選定、不適切な取り付けなどによるシステムの不具合があると、施設の立ち上げ、オペレーション、長期的な生産性に大きな問題が生じるおそれがあります。

建設プロジェクトの総コストのうち、流体システムのアプリケーションや部品が占める金額はわずかかもしれませんが、 バルブ小口径チューブチューブ継手 を信頼できるサプライヤー1社に絞って調達し、統一化を図ることで、大きなメリットを得ることができます。主な理由は、以下の通りです:

グローバル・コンストラクション・サービスの詳細を見る 

#1: 人件費および総システム費用の最適化:今日のオイル/ガス施設の新規建設プロジェクトの中には、中都市並みのサイズに達するものもあることから、購入決定の範囲や規模を検討することが重要になります。コスト管理の主な機会としては、アプリケーションや部品の統一と流用をできるだけ図ることが挙げられます。

流体システムにおいては、こういった試みによって得られるメリットは特に大きいといえます。チューブやチューブ継手の統一と一貫性の維持は、信頼性の高い流体システム/サンプリング・システムのオペレーションには欠かせません。例えば、部品やアセンブリーを統一することによって、取り付け、メンテナンス、オペレーションに関する知識不足を補うことができるほか、異なるメーカーから調達した雑多なシステムや部品を使用して作業することもなくなります。統一されたチューブや継手を確実に取り付ける方法を習得すれば、さらに多くのシステムで取り付けを行うことが容易になります。また、このプロセスを通じて、一貫性のある取り付け、オペレーション、メンテナンスのプロトコルを順守することで、手直しを減らすことにもつながります。

アジア太平洋地域におけるメガプロジェクトで、統一化によるメリットが得られた事例を見る 

高品質かつ耐久性に優れた部品は、購入単価が高くなることもありますが、これらの処理施設における流体システムの完全性を維持する重要性を考えれば、価値ある投資と言えるのではないでしょうか。この先行費用によって、システムの耐用期間にわたってメンテナンス、修理、オペレーション(MRO)の費用を削減することができるため、十分に採算が取れ、総所有コストの削減につながります。

#2. すべてのEPCC間の共通理解を図る:オイル/ガス建設プロジェクト全体における流体システム・アプリケーションの重要性をふまえ、大半のプロジェクトで化学プロセスごとに分業する傾向が高まっています。このため、各アプリケーションの要件に応じて、さまざまなエンジニアリング、調達、建設、試運転(EPCC)業者と協力することが一般的になりつつあります。

重要なアプリケーションの現場で作業するEPCCの数が増えるほど、チューブやチューブ継手などの部品を特定のメーカーに統一するメリットが多くなります。統一化によって、適切な取り付けを検証したり、耐用期間にわたってすべての流体システム装置のメンテナンスを行ったり、複合施設全体において異なる部品間で互換性がないといった事態を回避したりすることが容易になるためです。

さらに、大規模なオイル/ガス・プロジェクトでは、それぞれの専門分野に基づいて世界各地からEPCCが参画するケースが増えています。つまり、各EPCCが持つ流体システムの部品や設計に関する専門知識のレベルには差があるということです。信頼のおけるサプライヤー、理想としてはグローバルなネットワークを持ち、供給を調整したり言葉の壁を越えてかじ取りを行ったりすることが可能なサプライヤー1社に絞ることで、すべてのEPCCが、使用する材料のパフォーマンス特性について共通の理解を得られることになります。これにより、フロント・エンドのエンジニアリングおよび設計(FEED)段階での複雑化が解消され、それ以降のプロジェクトをうまく進めることができます。

#3: プロジェクト全体の品質の保証:施設間でのメンテナンスや部品の互換性の確保が容易になる上、信頼できるサプライヤー1社に絞って統一化を図ることで、確実になることがひとつあります。それは、すべての重要な流体システムが、仕様通りに機能する高品質の部品で構成されるということです。

オイル/ガス・プロジェクトで流体システム部品を選定する際は、プロジェクトの規模に関わらず、チューブ、継手、バルブがすべて同じように作られているわけではないことを覚えておきましょう。漏れのないパフォーマンスを維持する部品や、耐食性に優れた高品質の合金製の部品を選定すれば、漏れのリスク、メンテナンスの問題、潜在的な安全上の問題を最小限に抑えることができます。すべての流体システムがこのような部品と材料で構成されていれば、オペレーションの耐用期間にわたって高い性能を発揮することが期待できます。

オイル/ガス・プロジェクト全体で流体システム部品を統一化するメリットについて興味がございましたら、ぜひスウェージロックにご相談ください。スウェージロックのグローバル・コンストラクション・サービス・チームは、 スウェージロック指定販売会社のグローバル・ネットワーク を活用し、この種のプロジェクト全体で統一化を行い、初期段階ならびにオペレーションの成功を実現すべくサポートいたします。

スウェージロック・グローバル・コンストラクション・サービスの詳細を見る 

スコット・ナナリーは、スウェージロックのグローバル・コンストラクション・サービスの戦略アカウント・マネジャーです。スウェージロックでは、セールスとコンストラクション管理の両方で13年以上の経験を有しています。

関連コラム

複雑さを極めるグローバルなエンジニアリングに挑む:メガプロジェクトを成功させるために

スウェージロックのグローバル・コンストラクション・チームは、数十社ものグローバル・エンジニアリング会社と緊密に協力し、東南アジアで大規模な石油化学メガプロジェクトを完成させました。今回は、本プロジェクトの成功の鍵について紹介します。

アナライザー・シェルターに関する5つの留意点

アナライザー・シェルターは、精油所などのオイル/ガス施設において重要な役割を担っています。今回は、流体システム/サンプリング・システムに関する留意点を紹介します。

低排出認証付きバルブを使用して、フュージティブ・エミッション(排出物の漏れ)に伴うコストを最小限に抑える

化学/石油精製業界では、フュージティブ・エミッションに関する懸念が高まっています。低排出認証付きバルブを使用することで、施設と収益を保護することができます。今回は、低排出認証付きバルブとは何か、どのように試験を行っているか、そして低排出認証付きバルブを使用するとどのようなメリットが得られるかを紹介します。